漁業のはなし
捕鯨については、1982年の年次会議において、母船式商業捕鯨が85~86年漁期から、沿岸については86年漁期から全面禁止の決定を見ました。
このように大洋漁業は、昭和50年代以降ずっときびしい逆風にさらされ、業績内容悪化の過半の原因はそこにあったといえます。
1978年には、共同捕鯨の事業縮小に伴い減船損が十数億円出るところを希望退職を募って若干の減益にとどめました。
しばらくして魚価低落で赤字になりましたが、下半期に減量効果や魚価の反騰円高差益、資産売却で赤字を埋めました。
しかしこの年には経常利益は前年より半減しました。
1985年には、サケ、マス、マグロの市況暴落で痛手を蒙りましたが、すりみ市況堅調で前年並みの経常利益を維持しています。
ただし不良債権の整理で累損を60億円出しているのは痛手でした。