幸せってなんだろう? 5
これは、凄いアイデアだ、と思っていたら、さらに家庭にとって、衝撃的といってよい商品が登場してきた。
企業や自営業者が土地や建物を担保に借金するのは、いわば、呼吸をするほど自然なことで、その場合、銀行は取引のある企業や経営者の土地・建物に「樫抵当権」という、借金のできる最高の限度額をあらかじめ設定して登記する。
そうすれば、その限度(極度額という)内で、いつでも、何回でも、新たな担保を用意しないで簡単に借り入れができる。
しかも、登記の費用が最初の一度ですむ。
この企業式の借金の方法が家庭でも簡単にできるようになった。
たとえば三和銀行、三井銀行などが、住宅ローンがそろそろ終わりかけている世帯を対象に始めた、大型のカードローンである。
三井銀行が当初(昭和六一年夏)、始めた三井力ードローン「ビックー」の口上では、「利用の限度額は、一〇〇万円~五〇〇〇万円(五〇万円単位)。
住宅ローンの借入残高と合算して最高五〇〇〇万円まで。
返済は随時で、毎月は利息の支払いだけ。
担保は不動産または有価証券。
一度の手続きで、いつでも、何回でもカードで自由に借り入れできる。
二年後、再審査のうえ継続。
これはまさに衝撃的な不動産の運用方法ですね。